老け見えする肌のくすみ…。見直すべきはスキンケアだけじゃなく○○もだった!

2020.05.01

朝起きて、鏡に映る自分の顔色を見て、ショック!あれ?なんか顔がくすんでる…?たっぷり眠っても、なんだか顔色が冴えないのはやっぱり年齢のせいなのかも??

毎日の「睡眠」のとり方を変えることに解決のキーがあるらしいと聞きつけて、A-nen編集部が睡眠コンサルタントの友野なおさんに会いに行ってきました。なんと睡眠時間が確保できていても、肌がくすんでしまう原因があるのだとか!


友野なお

監修:友野なおさん
睡眠コンサルタント
自身が睡眠を改善したことにより、15kgのダイエットと重度のパニック障害の克服、体質改善に成功した経験から、睡眠を専門的に研究。現在は先進予防医学 医学博士課程(社会医学・社会疫学)にて健康寿命の延伸と健康格差の縮小を目指し、睡眠と健康の研究活動を行う。 日本公衆衛生学会、日本睡眠学会、日本睡眠環境学会 正会員。


くすみ知らずの美肌は睡眠の「質」がつくる!?

── 朝起きたときから、なんだか顔色が悪くてくすんでいるんです。肌のお手入れも若い時よりきちんとしているし、ちゃんと睡眠もとっているんですが…。

「うーん、それはもしかしたら眠り方に原因があるのかもしれませんね」

── 眠り方…?一体どこに問題があるのでしょうか…?

「睡眠中には、肌の再生を促したりトラブルを修復したりする力を持つ『成長ホルモン』が分泌されるんです。また、強力な抗酸化作用を持ちアンチエイジングホルモンとも呼ばれる『メラトニン』も分泌されます」

── 成長ホルモン、知っています!「美人ホルモン」、なんていわれていますよね!

「そうですね、よくご存知で(笑)。特にこの『成長ホルモン』と『メラトニン』が効率よく分泌される状態で睡眠がとれた翌日は、肌がツヤツヤプルプルに感じられると思います。

一方で、睡眠中にうまく分泌されなかった場合、細胞の生まれ変わりがスムーズにいかなかったり、肌トラブルがリカバリーされなかったり、代謝が下がったりして、結果的にどんより顔やくすみはもちろん、乾燥やたるみといったさまざまな肌トラブルの原因となってしまう可能性があるんです」

── なるほど!成長ホルモンとメラトニンが、肌のコンディションを左右するのですね。ぜひとも、その2つが効率よく分泌できる睡眠方法を教えてください!

成長ホルモン&メラトニンをたっぷり分泌♪そのタイミングは…

「実は成長ホルモンやメラトニンには、分泌されるタイミングがあるんです。成長ホルモンは入眠後~3時間の間の深い睡眠=ノンレム睡眠中に多く分泌されます。なかでも最初の約90分間は分泌のピークを迎えるといわれているので、質のいい深い睡眠に入っていることが重要なんですよ!」

── なるほど〜!ただ、質のいい睡眠はどうすればいいのでしょうか!?

「寝る前にちょっとした習慣をプラスするだけで効果的ですよ。とても簡単なので、取り入れてみてください」

睡眠の質UP!寝る前に取り入れたいちょこっと習慣

✔︎たった1分でリラックスできる!「4‐6呼吸法」

「鼻から4秒息を吸って6秒かけて口から息を吐く呼吸法です。これを1分間行います。ベッドに入る直前でも、ベッドに横になってから行ってもいいですよ。深呼吸には、自律神経のバランスを整えて心を落ち着かせる効果があるため、眠る前に行うことで入眠をスムーズにし、ぐっすりと眠れる身体をつくることが可能です」

✔︎ついでにコリも解消!座ったまま「筋弛緩運動」

「寝る直前、椅子に座った状態で簡単に行えます。まず頭の先からつま先まで、全身にギューッと力を入れて5秒キープ。次に、全身の力をフーッと抜き5秒リラックス。この動作を3~5回繰り返すだけでOKです。血流がよくなり全身に血液がめぐることで、寝つきをよくし、全身のコリもほぐれる効果があります」

✔︎パジャマで快適睡眠!

「パジャマは、素材感、縫製、吸湿性、吸水性など、寝ている身体を快適に保てるように作られた衣服です。また、寝返りが打ちやすいこともパジャマを着る利点のひとつ。寝返りは睡眠中の健康を保つための無意識の運動であり、レム睡眠とノンレム睡眠の切り替え役にもなっているなど、質の高い睡眠を維持するための重要な役割を担っているんです。

締めつけの少ないルームウェアならいいのでは?と思う人も多いと思いますが、生地の厚さや形など、ちょっとしたことがスムーズな寝返りを妨げてしまう原因になりかねないので、ちゃんとパジャマを着て寝るのがおすすめです」

── どれもすぐにできることばかりですね!これで睡眠の質が上がるなんて…すぐに取り入れてみます!

「ただ、いい眠りをとるためには、上記の寝る前の習慣を取り入れつつ、睡眠の質を下げてしまう行動に気をつけることも大切ですよ。こちらもちょっとした意識で気を付けることができると思うので、ぜひ覚えておいてくださいね」

睡眠の質を下げないために!避けたいNG習慣3つ

1. 寝る直前のスマホ習慣は、脳にも心にも悪影響!?

「眠りを妨げるといわれるブルーライトですが、スマホのブルーライト量はあらゆるデバイスの中で群を抜いて高いんです。また、顔に近いところで見るためよりダイレクトに影響を受けることに。

さらに、夜は脳が疲労困憊の状態で感情のコントロールをしにくくなるため、他人のSNS投稿で心がザワついたりネガティブになりやすい傾向も。脳にも心にも悪影響を与えやすいため、就寝30分前にはスマホを見るのをやめましょう」

2. 夜遅いコンビニの立ち寄りが、メラトニンの妨げに!?

「コンビニの店内って、非常に明るいですよね。白くて明るい光を受けると、身体が昼間だと認識してしまい、メラトニンの分泌が抑制されたり、自律神経が乱れて眠りのリズムが悪くなってしまうんです。夜はなるべくコンビニなど明るい場所を避け、自宅でも暖色系の照明にするといいですよ」

3. 帰宅時の電車でのうたた寝はガマン!?

「15時以降の仮眠は、夜の睡眠を妨げてしまう原因になるので、もしお昼寝をする場合は、15時前までに済ませ、また、帰りの電車内でも、眠らずにガマンしましょう。その代わり、この時間にスマホをめいっぱい触って、睡眠前はスマホを触らない習慣をつくれるといいですね!」

睡眠の質をアップする方法も、睡眠の質を下げるNG習慣を防ぐ方法も、こんなに簡単なの!?と驚きです。これで顔のくすみ問題から解放されて、イキイキとした顔になれるなら、今日からすぐに実践しなくちゃもったいない!明日の朝の自分の顔が楽しみになれますように♪

撮影:花盛友里(TOP画像)、モデル:明希知美、スタイリング:玄長直子、ヘアメイク:上川タカエ
衣装協力:カーディガン¥26,000、Tシャツ¥7,000、パンツ¥14,000/すべてサロン・ド・ナナデェコール

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